国税徴収法の理論攻略法
前回は国税徴収法の計算攻略法について書きました。
今回は理論編です。
国税徴収法は理論暗記で決まります。
大事なことなのでもう一度言います。
理論暗記で勝負が決まります。
理論が覚えられない=受験資格がないという方程式が国税徴収法では常に成り立ちます。
計算攻略法ではいかに計算に時間をかけず攻略するかを力説しました。
計算で時間を浮かせた分理論暗記に時間を投入してください。
大原では理論テキストというものを使います。
理サブは使わないでください。
理論テキストをまず音読します。
つぎに解説を読みます。
そして解説を理解したら一文づつ理論を暗唱します。
音読→解説を読む→暗唱のサイクルです。
このサイクルを試験までずっと続けます。
解説を毎回読むことを省いては絶対にいけません。
理解したうえで暗記しないと本番で何を書いていいかわかりません。
解説は一回読んだだけではわかりません。
理論暗記する都度解説を読むのです。
理解を伴った暗記は長期記憶になりやすいですし、問題文の意図が分かります。
この作業を続けると試験前に理論を忘れたんではないかという不安もなく自信をもって試験に立ち向かえます。
上記暗記作業は毎日の習慣にしてください。
毎日の歯磨きを同じです。
記憶を定着させるのにいい方法は夜の暗記作業したことを翌日の朝に同じ作業をすることです。寝ている間に記憶は整理されます。朝もう一度同じことをすることで記憶を固定させます。
理論テキストは全部暗記するんですか?という質問に対する答えは以下のように答えます。
専門学校のランクは無視します。答練で上位にどうしてもなりたい人はAランクBランクだけに集中してください。上位になれるでしょう。しかし、上位なのに落ちたというアホになる可能性が高いです(笑)
理論テキストの★があるものはすべて覚えます。★のないものは読んで理解するだけにします。理論テキストの★は試験にでるかどうかではなく法体系の中での条文の重要性を示してくれてますので★の数を重要視します。
これに加えてその理論の中のキー・センテンスを見つけます。
キー・センテンスはこの条文の中での最重要の文です。
なにがキー・センテンスかの一番の判断基準はミニテストで書かされる理論です。ミニテストで問われる理論は最重要理論です。
キー・センテンスはノートに手書きをしたうえで何度も何度も暗唱します。
自分の電話番号を同じレベルで思い出せるくらいに覚えます。
大げさにいうと試験終わって5年経っても覚えているくらいに暗記します。